おのみち鮮魚店の鈴木です。私は都内でインターネットサービスの会社を経営しながら、この度、生まれ故郷の尾道市で地元の魚を活用した加工食品の製造販売を開始しました(2021年10月)。 祖父は漁師、祖母は行商をしており、伯父・伯母も加齢で引退する最近まで尾道で漁師をしていました。旧市街に寄り添う川のように流れる尾道水道は漁業が盛んで、四季折々、マダイはもちろんメバルやカサゴ、キスやカワハギなど多種多様な瀬戸内の地魚が水揚げされ、以前はメインストリートのアーケード商店街で、その日獲れた新鮮な魚をリヤカーに乗せ売り歩く行商の姿も日常の風景として見られていました。 しかし現在、漁師の高齢化と後継者不足、また世界的な気候変動による漁場の荒廃や漁獲量の低下もあり、地域の水産業の安定継続に大きな不安を抱えています。また、せっかく漁獲した鯛も尾道で水揚げされるものは天然ものであるためサイズにばらつきがあり、スーパーマーケットや飲食店等への流通に乗るのに十分なサイズ(個体)でないものは、安価に取引されるか「未利用魚」として廃棄されてしまいます。 私たちは、地元で漁獲される鯛を利用することで、生産者の操業・事業活動に寄与するとともに、未利用魚も活用することで食品フードロスの削減を目指していきたいと考えています。 商品のご購入・詳細は下記ページをご参照ください。 天然真鯛の炊き込みご飯(3合炊き)
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